コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 不滅の熱球(1955/日)
- 更新順 (1/1) -

★4沢村栄治と小学校の頃伝記を読んで以来の再会で、個人的に感慨があった。孤独癖があり宴席など苦手で練習好きという(コルトレーンを想起させる)造形が池辺良によって的確に施されていて嬉しかった。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3沢村栄治の半生を描いた作品。演じるのは池部良。池部のピッチングフォームがちゃんと様になっているので驚いた。マウンドから投げるカットで、捕手までの球筋も何度も見せるのだ。そうとう練習したに違いない。序盤の捕手は千秋実だ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3またも池部良は(特に前半)何を考えているのかさっぱり分からない演技。そこがよい。監督に笠智衆の配役も慧眼だが、司葉子はもっと綺麗に撮らないといかん。戦争シーンの頑張りは偉いし嬉しい。幽体離脱な結末部の処理がお笑いに堕さないのは悲愴感の創出など演出家が映画の感情を掌握しているからだ。立派。 (3819695)[投票(1)]
★3絵に描いたような英雄伝記ものなのだが、折り目正しい鈴木英夫演出の賜物で嫌味のないすがすがしさに満ちている。一転、二度目の召集令状を受け取り、沢村(池部良)と妻(司葉子)が絶望の淵で対峙するクライマックスの悲壮感は壮絶を極める。 (ぽんしゅう)[投票(1)]