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[コメント] 山椒大夫(1954/日)
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★5妹(いも)の力in美の王国。しかも、アクション映画としても一級品! [review] (ボイス母)[投票(7)]
★5途中から観てもその場でくぎ付けになるようなすごい映画です。(私は3回ともそうです。) 原作のすごさもあるが、映像、演技力、構図。どれをとっても超一流。世界に誇れる映画でしょう。 (セント)[投票(5)]
★5溝口健二の持つ芸術性がいかにわがままか、という最高峰の映画。 [review] (chokobo)[投票(5)]
★5世界映画史上の至宝。冒頭の厨子王が走る後ろ姿をオーバーラップするスピーディな繋ぎにまず驚愕。それに続く父親の回想の繋ぎ方のもうこれしかないという構図、照明にしびれる。どのシーン、どのカットをとっても完璧な撮影だ。中でもススキの野を行く4人のカットと佐渡の岸壁から子どもの名を呼ぶ田中絹代のカットは絶品。 (ゑぎ)[投票(4)]
★5こんな陰惨な話、観たことない。ビックリした。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★5全登場人物が、近代的相貌を持たない、典型的な物語の典型的登場人物になりおおせているところがすごい。特に母役の田中絹代と、安寿役の香川京子。 (ジェリー)[投票(2)]
★5余りにも有名な話なので、ストーリーは知っていたのだが、美しい映像にただただ圧倒されて、気がついたら涙が・・・。宮川一夫のカメラに5点! 特に海をとらえるロングショットは後代の映画監督に多大な影響を与えましたとさ。 (若尾好き)[投票(2)]
★5悲劇の中にも救いを感じた。溝口の映画には優しさが感じられない。なのに泣けるのはどうしてだ。 (太陽と戦慄)[投票(2)]
★5これ以上ない悲劇。香川京子もさることながら、やっぱり田中絹代の圧倒的な演技に打ちのめされた。あの歌がしばらく耳から離れなかった記憶があります。溝口はどこまで女をいじめれば気が済むんだろうか。 (動物園のクマ)[投票(2)]
★5なんて言えばいいんだろう。 [review] (バーボンボンバー)[投票(2)]
★5どんなに絶望で救いのない状況の中でも死ぬまで捨てられないものは誰にでもある。 (kirua)[投票(1)]
★5これは国宝だ。いや世界遺産だ! [review] (ガチャピン)[投票(1)]
★5水墨画のように美しく まるでこの時代にタイムスリップしたような臨場感。 (ルクレ)[投票(1)]
★5凄いです。・・・観終わって、言葉が出ません・・・。 (3WA.C)[投票(1)]
★5初めて妹がほしいと思った。 [review] (ドド)[投票(1)]
★5溝口&宮川コンビによる至高の映像芸術。最初から最後まで、全てのカットが決まっている。絵を眺めているだけで飽きない。 [review] (緑雨)[投票(1)]
★5胸の詰まる思いと美しさ。ものすごい不条理。 (ハミルトン)[投票(1)]
★5狂気と幽玄。そして香川京子の為に。 (ヤマカン)[投票(1)]
★5溝口健二ってこんなに凄かったのか。とんでもない映画を観てしまった。 (赤い戦車)[投票]
★5これぞ傑作!これぞ名作!これぞ日本映画!そして、今回始めて原作を読んでみた。違いは、 [review] (KEI)[投票]
★5近松物語でも言えるけれど、怒りや愛憎といった情念を、客観的でありながらこれ以上ないほどの方法で伝えた、役者や溝口、宮川をはじめとしたスタッフ全員、あっぱれ。 (檸檬)[投票]
★5厨子王(花柳喜章)の「お願いでございます!お願いでございます!」という声がいつまでも耳に残る。もちろん言うまでもない世界に誇る大傑作。本当は500点。 (FunQ)[投票]
★4どんなに残酷な悲劇や感動的な出来事が起ころうと、溝口健二(+宮川一夫)は昆虫のような眼差しで耽々とフィルムに焼き込んでいく。たとえそれが逗子王(花柳喜章)のロマンティックな正義が成就されたときであってもだ。 ()[投票(5)]
★4溝口健二は男女の愛(恋愛でなく、愛)、しかも胡散臭さの炸裂している愛を描いた方が巧いと思う。 [review] (づん)[投票(3)]
★44.5点。見事! [review] (ころ阿弥)[投票(3)]
★4これはある種のホラー (モノリス砥石)[投票(1)]
★4時間のながれと、空間の雰囲気を、ほんとに的確に映像でしめしている、と思う。言ったこともないのに、そしてそんな時間を経験してないのに、知ってるかのような気になって、観てしまうんだもんね。 (エピキュリアン)[投票(1)]
★4今まで二度観てますが、今度は是非劇場で観たい作品です。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4全般的に優れてはいるが、感動というよりもむしろ→ [review] (氷野晴郎)[投票]
★4なんと絶望的で悪意に満ちた運命であろうか。 (TOMIMORI)[投票]
★4全てのカットが美しい。ため息出まくり。シンプルなストーリーも良いが、悲劇に流れすぎたのがやや興ざめだった。 (ハム)[投票]
★4死や人、その別れにとても冷たい印象。 [review] (あき♪)[投票]
★4香川京子の美しさを堪能。絶滅寸前の大和撫子を具現。 (hiroshi1)[投票]
★4花柳喜章、上手い…。[Video] (Yasu)[投票]
★3演出の大部分は、「世の中とは儚く、無常なものである」と紙に書いて壁に貼ってあるのと変わらない。映像美(?)と役者の大仰な芝居では胸に迫るに不十分。70/100 (G31)[投票(1)]
★3児童向け教本のような日本版「母を訪ねて」を幾ら豪華装丁で映画化したって、そこに何の新解釈も見られないのでは退屈だし又徒に長い。普遍的な題材故の解りやすさが西洋受けしただけとしか思えない。 (けにろん)[投票(1)]
★3原作の筋を追うだけで、宮川一夫の素晴らしいショットが十分生かされていないのは残念。やはり溝口映画は女優を真ん中にしてこそ時を越えて輝く。 (AKINDO)[投票(1)]
★3絵巻物のように美しく残酷に奇跡の物語が語られる。非情の世界。見えない糸に操られる人々。か弱い者の内にある反逆の魂。その純粋さを溝口は賛美する。語り口はやや荘重すぎるが。 ()[投票]
★3インテリ受けな私有財産制批判を越えて、ちゃんと物語しちゃうあたりが健気というか、語り手として身をわきまえているように思う。 (disjunctive)[投票]
★3この悲劇の本質は、為政の思惑や山椒大夫(進藤英太郎)という封建の象徴に翻弄される玉木(田中絹代)、安寿(香川京子)、従女(浪花千栄子)らの弱者の悲惨が、厨子王(花柳喜章)という権力の後継者によってしか癒されないところにある。 (ぽんしゅう)[投票]
★3竹林から泉を臨む宮川一夫のカメラ。このシーンの美しさには息を呑む。 (マッツァ)[投票]
★3切ない人情悲話。没落の不憫さが、悲しく描かれる。人間の悪意を実感できる。 (しど)[投票]
★2こんな現代人の賢しらなポリティカル・コレクトネスで過去の時代を審判する映画が、日本美の代表かのように言われるのは、虚しくそしてバカらしい。別に鴎外の原作に特別な思い入れなどないが、さすがにこの改悪だらけの脚色には怒る。 [review] (煽尼采)[投票(1)]