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[コメント] ロシュフォールの恋人たち(1967/仏)
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★4導入、至極当然のように、極めてシームレスに群舞が始まる。というより、既に映画が始まるはるか前から、群舞は始まっていたのだ。人が、というより「世界」が、フレームの外でも踊っている。一片のペシミズムも曇りも濁りもない、ただただ世界に広がる幸福を映す試み。まるで世界が笑いかけているかのよう。 [review] (DSCH)[投票(7)]
★5いつもオープンで青い空、潔いほど白い壁、モダンだが類型的なインテリア。MGMではあり得ない微笑ましくも不揃いで緩い群舞。ひたすら心地よく物語を牽引するジャジーでポップなルグランの巧みな楽曲。楽しかろうが、悲しかろうが鷹揚なドゥミの“ドラマ”演出。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
★3‘仏語は愛を囁くための言葉’というから、愛の歌はシャンソンが一番似合うのかもしれない。本作はそんな歌が一杯詰まっているが・・90分位で良かったのではと、実は私もシェルブール派です。出て来るコンチェルト3番も、シェルブールのテーマに似ている。 (KEI)[投票]
★5衣装や装置の無機質で粋なセンス。ダニエル・ダリューの素敵さ、ペランの美青年ぶり。米国スター二人のキレあるこなし。ミューズそのものの姉妹。ドゥミはやはり天才、ヌーヴェルヴァーグの真珠だ。 (動物園のクマ)[投票(3)]
★5歌と、踊りと、あふれんばかりの色彩と。アメリカから呼び寄せた憧れのミュージカル大スターに、永遠のミューズ、カトリーヌ・ドヌーヴ。ジャック・ドゥミの長年の夢が、これ以上は望めないくらいに、徹底的に実現された映像。こんなことってなかなかない。幸せな、幸せな、ジャック・ドゥミ。泣ける。 (tomcot)[投票(6)]
★4ミュージカル映画群の位置づけとしては傍流にありながらも、同じ素材を使いながら本流ハリウッドのミュージカル映画史の順逆を壊して再構築した作品。破壊の爪あとは映画史の深部に及ぶ。その意味で戦慄すべき映画である。 [review] (ジェリー)[投票(5)]
★4チャキリスらイベント屋が移動するオープニングシークェンスから、心地よき豊穣なる夢の世界へと誘われる。明るくて、柔らかくて、のどかで。 [review] (緑雨)[投票(6)]
★4とにかくハッピーな映画。全編に溢れる幸福感。 (赤い戦車)[投票]
★5画面の隅々にまで行き渡った統制とそれによる充実は『プレイタイム』を除いたジャック・タチに比肩する。しかもそれをロケーション撮影でやってのけるのだから驚愕してしまう。空間的には「広場」と「カフェ」がいい。とりわけ広場シーンにおいて群舞を捉える引きのクレーン・カットには中毒的な魅力がある。 [review] (3819695)[投票(6)]
★5この世ならざる歌と踊りとアムールの桃源郷。いざなうように夢見ごごちで踊りだすオープニングからして、映画の魔法を感じる。そして、なんといってもルグランの音楽、素晴らしすぎる。 [review] (天河屋)[投票(2)]
★5緩いダンスに身を委ねるチャキリスケリーの客演が醸す微妙な都落ち感に遠くイーストウッドを想起する。その被虐感とルグランのジャジーな粋とクロケの白い街ロシュフォールと冴えないDD姉妹と毒と邪気の壮大な混沌。素ん晴らしい。 (けにろん)[投票(4)]
★4くっだらねー!楽しー!ゆるーい!たーのしー! [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4お気楽極楽なストーリーのもと出演者たちが楽しげに歌って踊れば、ボーッと観ているこっちも幸せ。フランソワーズ・ドルレアックカトリーヌ・ドヌーヴが歌う「双子姉妹の歌」がお気に入り。[Video] (Yasu)[投票(1)]
★5これは楽しいフレンチミュージカル。(05・6・04) [review] (山本美容室)[投票(1)]
★4オープニングから楽しい気分にさせられる。思わず笑っちゃう場面もあるが、なんとも可愛らしい作品。楽しく、少し切なく、ラストはハラハラさせられて思わずニヤリとさせられる。音楽も勿論素晴らしい。ちなみにフランソワーズ・ドルレアック深浦加奈子に似てる。['05.2.19高槻松竹セントラル] (直人)[投票]
★4アメリカン・ミュージカルより強引な印象を受けたが、その強引さがクセになる。 [review] (BRAVO30000W!)[投票]
★3オレは頑固にシェルブール派。なにが頑固なのか分らんが。 [review] (24)[投票(1)]
★5嗚呼!単なるオサレ映画かと思って軽い気持ちで観たのがいけなかったのかしら?ものすごい勢いで胸キュンに陥ってしまったんですが…。一見、中身空っぽに見えてしまいがちなセンスだけにこだわる「見た目」重視映画に思わせておいて(って私が勝手に思っていただけだけど)、実は乙女の胸を微妙に締め付ける詩的でスリリングな素敵映画でした。心憎いラストには久しぶりにラヴな躍動感を体内に感じたわ! (づん)[投票(1)]
★3きれいなおねえさんたちが踊りまくるという点において『シェルブールの雨傘』よりも良い。もう少しコンパクトにまとめてくれればよかったんだけどねえ。 (ハム)[投票(1)]
★5ミシェル・ルグランの旋律の何と粋でおしゃれなこと。最初の橋の上の群舞だけ観ても、思わず鳥肌が立つのを実感する。惜しむらくはドヌーブらがまともに踊れないことだが、これはアイキャッチ女優として見逃すべきか。 [review] (水那岐)[投票(6)]
★5フォーカスもされてなく、画面ぎりぎりにほんの小さく写ってる町の通行人までがいちいち踊っているのが泣かせる。 (ボヤッキイ)[投票(7)]
★4シェルブールの雨傘』よりぐっとハリウッド寄りで、ある意味ありきたりのミュージカルですが、楽しさという意味でそれなりの良さがあります。 (熱田海之)[投票]
★5ストーリーはどうでも良いのです。観て聴いてハッピーな映画。音楽はルグランの最高傑作ではないでしょうか。 (ビビビ)[投票(3)]
★5水兵が子供が旅芸人が踊り子が作曲家がドヌーブがドルレアックが踊って踊って踊りまくる!一緒に歌え!そして酔いしれろ!様々に張られた伏線が終盤に向かって一気に加速していくカタルシスの中に我が身を浸せ! (マッツァ)[投票(3)]
★5 『シェルブールの雨傘』でも思ったけど、いちいち舞台がおしゃれですねえ〜。 [review] (にくじゃが)[投票]
★5ギャラリーが素敵でした。当たり前か。モダンなアートが何気なくあって、そこで喧嘩するというのも面白い。 (エクスプレス)[投票]
★4音楽がずば抜けていいです。オープニングが素晴らしい。手元に置いておいて何度でも観たい作品です。 (プープラ)[投票(1)]
★4うおーい、カトリーヌ・ドヌーブの姉は楠田えり子かー? (はしぼそがらす)[投票(1)]
★5目からウロコのファンタスティックムービーです。映画館で見て欲しい!けどなかなかやらないね。何度も見たくてCDもLDも購入。 (rana)[投票]
★5音楽は最高、女性は美しい(当社比)。ストーリーはありきたりだけど、それがまたいいんじゃないでしょうか。エンターテインメント作品として完成されてます。 (ふじた)[投票]
★4雨傘よりこちらがお薦め。世界がつながってるよん。 (ボイス母)[投票(1)]