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[コメント] 大人の見る絵本 生れてはみたけれど(1932/日)
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★5子供の目にありのままの形で写る、オトナたちの日常の様々な営みが、いかにオカシくって不条理でシュールであったりするか。「オトナの見る絵本」はそんなことを苦味を加えて教えてくれる。 [review] (くたー)[投票(10)]
★5映画はサイレントの時点で既に頂点に到達していたのではないかと思わせる、豊かな豊かな時間の映画。一両編成の列車が何度も画面を横切り、その度毎に映画におけるリアリズムのあり方を私に突きつける。 [review] (ゑぎ)[投票(8)]
★5子どもが見る夢は、いつの時代もビタースウィート。[ラピュタ阿佐ヶ谷/無声] [review] (Yasu)[投票(7)]
★5本人たちにとっては大問題でも客観的に見れば日常生活の些事に過ぎない事柄を描きながら、「人生の真理」とまで呼んでしまいたくなる何ものかを観客に感取させてしまう作劇術は、すでにここにおいて完成している。ああ、それにしても列車を登場させないと気が済まない小津! [review] (3819695)[投票(6)]
★5描かれているのは子供だ、と初回見たときには思った。今回見たときは少し違った。 [review] (ジェリー)[投票(5)]
★4一人息子』もそうなんだけど、小津の戦前の作品に出る妻像は紋切り型だ。実際こういう女性が多かったんだと思うけど。 (りかちゅ)[投票(3)]
★4言葉どころか、音楽も全くない、本当のサイレント映画。にもかかわらず、こんなにも賑やかで、パワフルな子供達。この子たちが、その後の激動日本を経験するのかと思うと、複雑な気持ちになる。 (地球発)[投票(3)]
★5焼跡の残滓も生々しく先行真っ暗な戦後不況真っ直中の日本でも、子供は純粋且つ強靱であり女房は優しく包容力があった。信じ難い理想郷を見たという驚きに充ちた驚愕の90分間。緩やかに移動するロングショットでさえ制度内の小津神話を覆して余りある。 (けにろん)[投票(3)]
★4大人には大人同士の、子供には子供同士のヒエラルキーや人間関係がある。そこに親と子という縦軸を通すと関係性は複層的になる。ましてや親は嘗ては子供だったし、子はいずれ大人になるのである。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★5教室の掛け軸は「爆弾三勇士」 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★4ジャパニーズ・ネオ・リアリズムここにあり。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★4子供たちの見せる豊かな表情とユーモラスな一挙手一投足に釘付けになる。映画において「自然」ということなどに意味はなく、音のない虚構の中にこれだけ密な人間関係の構図を再現してしまう、「演技を付ける」という行為の重要さを改めて認識させられた。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★5お父ちゃんはいつだって偉かった。 [review] (Alcoholic)[投票(2)]
★4ひよひよ笑って、ちくちく運針するしか能のない母親。ホントにダンナと子どもを想っているのか?! [review] (はしぼそがらす)[投票(2)]
★5初めて退屈しないで観れたサイレント映画でした。音が無いのに、こんなに画面が語ってるなんて! (マッツァ)[投票(2)]
★4小津監督って本当意地悪な人だなぁと思う。 [review] (づん)[投票(1)]
★5「お金があるから偉いの?」 その純粋な疑問。胸を打たれた。 (Santa Monica)[投票(1)]
★4シマウマはボールペンだろう。 [review] (torinoshield)[投票(1)]
★3☆松: 塩味のおにぎりというより、甘いもしょっぱいも、苦いも酸っぱいも含んだよな作品だったかなぁ?(^^ゞ [review] (fufu)[投票(1)]
★5生き生きしてると思う。 [review] (カノリ)[投票(1)]
★4戦前の父親像としては少し弱々しい気もするが・・・。子供達は実によく撮れている。 (RED DANCER)[投票(1)]
★4避けて通れない子供の疑問「誰が偉いのか」から人間社会を映す。 ランキングから逃れられないのが人間の原点。 [review] (マグダラの阿闍世王)[投票(1)]
★3音がまったく無いってのは、今の時代には辛いですな。自分の未熟さを痛感しました。最後の方には引きこまれてたけど。『お早よう』に通ずる気がします。 (直人)[投票(1)]
★4声どころか音もない ただただ必死に表情をのぞき 予想通りの台詞にますます引き込まれる ああいつの時代にも苦い思いが少年を大きくする (マツーラ)[投票(1)]
★5子は蜻蛉泣き、親は背中泣き。嗚呼愛しき人々よ。 [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票(1)]
★5サラリーマンはいつの時代でもつらいな。子供は子供でいろいろとたいへんだな。吉川満子みたいな母親が欲しいな。 (熱田海之)[投票(1)]
★4言葉なくして言葉を語る、物語を語る。時に饒舌な映画っていうのは見苦しい。 子供っていつの時代も、(多分どこの国でも)同じなんだろうな。 (ハミルトン)[投票(1)]
★5アキ・カウリスマキは墓碑にこの映画のタイトルを刻みたいそうだが、活動写真を見ながらの「ライオンのどこから歯磨き粉をとるの?」というギャグはちゃんと理解しているのだろうか。 [review] (tredair)[投票(1)]
★5子供は一人じゃダメなんだ、二人いるから話が盛り上がるんだ。 [review] (パグのしっぽ)[投票]
★4子供に力点を置く監督でも、仲良しの清水宏とは大分違う。 (動物園のクマ)[投票]
★4力関係。(05・7・02) [review] (山本美容室)[投票]
★4映画鑑賞会のシーンで、おどける父が息子らを一顧だにしないのが素晴らしい。映画史上、最も可笑しくそして哀切に溢れる親子の一幕。 (町田)[投票]
★470年前も今も大人の世界、サラリーマンの悩みは変わっていないんだ。変わったのは子供の世界? (guriguri)[投票]
★5この映画に限らず、子供がにぎりめしをむざぼるシーンって、なぜか泣けてきます。 (never been better)[投票]
★5見飽きない。サイレントだからか? (coma)[投票]
★4小津の無声映画。やはり最初は音がないというのは多少苛々。しかし、映画のリズムと共に、そろそろ字画面が出るなあって分ってくる。子供の頃の遊び・子供同士の関係など心象・生活スケッチが優秀。 [review] (セント)[投票]
★4ある時期の親に対する子供の想いって普遍なものですよね。僕にも経験があり、懐かしくも切なくもなりました。 (Curryrice)[投票]
★3ひ弱そうな父さんがよい。子供たちはきっと父さんの背を見て逞しく育ってくれるだろう。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★5親父の自慢話を聞く子供の瞳が印象的。初めて聞く、見る、体験する、これらは大人にとっても興奮する思感。無知な子供達にとっては物凄い衝撃。感極まりない戸惑いと嘆きに襲われ背筋が凍る思いを体感しました。心に残る作品だけど、日本人って暗いの好きね。 (かっきー)[投票]
★3その関係が不思議とリアルで、愛着の持てる家族。きっと少年たちは、それでも父親を尊敬するのだろう。 (buzz)[投票]
★5父親を描いてみごと。「世界ウルルン滞在記」を見てウルウルする親の気持ちがちょっとわかった。 (dahlia)[投票]
★5小津安二郎の原点と考えて良いと思います。この手法は松竹映画を構築し、その後寅さんなどへ継承されていると思うと、なかなか深みを感じますよね。少し前のテレビドラマへも影響しており、日本人が素朴に鑑賞できる映画の始まりとも言えるのではないでしょうか。 (chokobo)[投票]
★3絵が動く紙芝居、みたいなー。 (レネエ)[投票]
★5この観終わった後の気持ちよさはなんなんだ。 みんな仲良くしようね。 (ぱんな)[投票]
★5頑固な父親と息子達。おもろうてやがて悲しい人生かな。 (水木クロ)[投票]
★5何も言わない。泣けたから5点なのだ。 (ころ阿弥)[投票]
★5可笑しく,ちょっぴり寂しい平穏な日々。古き良き時代。 [review] (ワトニイ)[投票]
★5突貫小僧がうますぎです。 (kenichi)[投票]
★4小津はコメディの才能も抜群だったが、それがよく出ている作品。子役がいい。 (丹下左膳)[投票]