★5 | 2005年あたりはまだまだ911の混乱から抜け出せてない人ばかりで疑心暗鬼から来る差別や偏見がまだまだ続いていた頃だと思う。細い糸でそれぞれ繋がる群像劇。いくつか必要ないエピソードもあるが常に重い切なさを持って最後まで引っ張ってくれた。個人的にはマイケル・ペーニャのエピソードがかなりキた。 (tkcrows) | [投票] |
★3 | 演者の奮闘は見事なものだが、人種問題とその裏返ししか切り口がないので判りやすい小話集にしかなっておらず残念。店主と鍵屋の件なんか、ドアの状態も確認せずブチ切れる店主に辟易。キャラクターが脚本の御都合の奴隷になってるんだ。 (ペンクロフ) | [投票] |
★5 | ディレクター。 [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
★2 | 「ニューヨーカー」系のウェルメイドな短編集といった趣で、それぞれの話がこじんまりと出来過ぎ。重いテーマに対して達観した作り手の顔しか思い浮かばない。ヴァンゲリスみたいな感動の押しつけ系音楽も萎える。 (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 99%超大和民族で構成される国家というものが、いかに稀有な状態かを思い知ることが出来た。しかし黄色人種の描き方はずっと変わりませんね。 [review] (Soul Driver) | [投票] |
★3 | いい話っぽく締めようとするのが釈然としない。芸達者の中でもマット・ディロンは特に良かった。 (パピヨン) | [投票(1)] |
★2 | 様々な問題を提示しつつも伏線を張りつつ物語を進めていく脚本力が見事。無視することはできない社会問題をこの映画はうまく伝えているが、それだけでは満足感は得られなかった。 (deenity) | [投票] |
★3 | ただの群像劇なら、登場人物に対して「なんだかんだで、わかりあえてよかったね」と思うだろうが、差別問題を扱った社会派群像劇で「なんだかんだ」では駄目だろう。人間関係や登場人物の設定は考えられているのに、脚本の杜撰さが目立って、もったいなかった。 [review] (agulii) | [投票] |
★4 | “善⇔悪” も “良作⇔駄作” も紙一重。まぁ一応良いほうの目が出た感じです。 [review] (ありたかずひろ) | [投票] |
★4 | あの雑貨屋のおっさんは人種うんぬんの前に人間として問題あると思うよ。 [review] (きわ) | [投票] |
★3 | 他者が自分に向ける偏見を先取りしてしまう偏見。差別の解消を図った結果としての逆差別。同じ人種の人間の行為が生むイメージが自分に影響する屈辱。大雑把に見た印象で違う人種と一緒くたにされる事。異なる文脈で反復される、「車から降りろ」。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |
★4 | しっかりした構成の良作。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 後半からは感動できるが、途中までは受け付け難い空気がある。 (debussy) | [投票] |
★3 | 各エピソードの演出は非常に繊細で力強いが、それぞれが「繋がりすぎる」終盤がちょっと・・・、彼らは「繋がっている」のではなく、(ポール・ハギスに)「繋げられている」だけに見えたのが残念。 (Lostie) | [投票(1)] |
★4 | 移民国家アメリカでも特に人種のるつぼと云われているL.A.における交錯するエピソードの数々・・・理解し合えないことが事故や事件の引き金になっている。日本の都市部もいずれはこうなっていく運命なのだろうか・・・? (RED DANCER) | [投票] |
★3 | 脚本家の監督作品と思えた。構成段階の計算を寸分ずらさぬ映像化で、伏線を余さず回収しているのだが、記号遊びにつき合わされただけに思えた。人物を駒のごとく配置しながら、一人ひとりに感情移入して書いているとはどうも思えぬ。例えばあんな顛末にした若い警官の心境をちゃんと想像したのか? (kiona) | [投票(2)] |
★4 | 雪だるまは大きくなることはあっても、小さくならない。 (billy-ze-kick) | [投票] |
★3 | 日本の歴史で『村社会』が成立する初め頃に、よく起こってきたような話だった。観ていてそんな気がした。 [review] (中世・日根野荘園) | [投票] |
★4 | 「衝突(クラッシュ)」を描いた映画だけに、人と人との衝突、すなわち口論のシーンの出来栄えがどれも素晴らしい。 [review] (緑雨) | [投票] |
★4 | わが町のリアルを描いているように見えて、そうではなく、「差別意識」というテーマを論じるための物語。
[review] (おーい粗茶) | [投票(5)] |
★3 | 最初からずっと見入ってしまいます・・・とても人間臭い映画で好きでしたが、その分少し納得いかない点があるとモヤモヤしてしまいました。 (なかちょ) | [投票] |
★5 | 人は誰もが、様々な恐怖から逃れるために簡単に差別行為をしてしまい、そして誰もが、誰かに優しくありたいと思っている。 [review] (NAO) | [投票(2)] |
★3 | 単純すぎる。人間と人間の衝突が、肌の色だけに帰着するわけないだろ。 [review] (ヒエロ) | [投票] |
★4 | 「人種問題」という非常にデリケートなテーマを、ファンタジーの要素を交えながら練りに練られたほとんど無駄の無い脚本と幻想的な映像で描いた良作
[review] (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★2 | 丁寧に作られてるとは思うがそれぞれの登場人物が皆同一の思考・概念によって動いてる辺りは作劇臭い。要するにリアリティが感じられない。講談調映画によくあるパターンだが全てがご都合主義に進行するのは観ていて煩わしい。役者陣の演技も微妙。 (SODOM) | [投票(1)] |
★5 | 理不尽な悪意にも、そこへ到るまでの背景がある。現実で出逢う悪意も、この映画のように背景を見せてくれればいいのに。自分の行動も、他人にとっては悪意なのかもしれない。この映画を思い出すたびに、誰かを許せそうな気がする。 (フェデラー) | [投票] |
★2 | 断固として、理解できません! つか、失敗作でしょう? [review] (ぐるぐる) | [投票(5)] |
★5 | ここまでストレートかつ見事に差別と格差の様相を、人間の素直な葛藤として描いた映画があっただろうか。日本にだって問題は幾らでもあるが、このように巧みに描くことは少なくとも大手製作ではできまい。 (SUM) | [投票] |
★5 | 乾いた街の乾いた空気の中、そこで暮らす人々の怒りや優しさが生々しい。 (パグのしっぽ) | [投票] |
★4 | 人種差別だけに目を奪われがちだが、実際には人種差別は表面的な差別に過ぎず、親子、夫婦も含め他人にどう接するかという問題を扱っており、人種差別問題が比較的少ない日本人にとっても身に覚えがあるエピソードもあり身につまされる思いがした。 (ノビ) | [投票] |
★4 | ドラマを一本で描こうとする際には削ぎ落とされてしまうような、人間生活の微細な感情を捕捉することに成功してるなあ、と思った。 [review] (G31) | [投票(4)] |
★2 | 一見リベラルに見えて実は保守中道。ミドルクラスが気持ちよく見られるようにできている。 [review] (shiono) | [投票(1)] |
★4 | 根本的にこうした「肌の色」や「文化の違い」による人種差別を実感できない環境に育った自分。こんなに根深く人種差別が残ってるアメリカって国はまったくもって前時代的でクソッタレだなと思う心もまた差別意識。 [review] (林田乃丞) | [投票(1)] |
★5 | テレビの横に [review] (ミレイ) | [投票(2)] |
★5 | 偏見と優しさって何? [review] (hideaki) | [投票(2)] |
★5 | 見終わった後、ウェイン・ワン監督の『スモーク』がオーバーラップした。人間の愛憎の奥深さを、性善説などに囚われることなく描ききった秀作だと思う。 (FreeSize) | [投票] |
★4 | リアルファンタジー、もしくはブラックファンタジー(そんなカテゴリーあるんかい!ま、強いてあげれば『バッドサンタ』のような・・)でしょう、これ。監督の意図はどうあれ、人種差別を大上段にして真剣に観たくはない。 (笹針放牧) | [投票] |
★5 | こんな良い映画がオスカーを受賞するなんて俄かには信じがたい。ハリウッドも捨てたもんじゃないと思う。これは力のある画面の映画だ。例えば、マット・ディロンが事故車へ向かうシーンもあれが「斜面」だからこそ、映画の画となり映画のエモーションとなるのだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(7)] |
★5 | 陰惨なフェアリー・テール。 [review] (みか) | [投票(6)] |
★4 | 久々に緻密に練られた映画を見た気がします。
最後ですべてがつながる映画っていつから見ていないのだろう?
マット・ディロンに拍手!な映画でした。 (ミルテ) | [投票] |
★5 | 「陰々滅々」という言葉でこの映画を総括しようと思ったが、皆さん方のコメントを拝見して星5つ。 [review] (代参の男) | [投票] |
★4 | 人種間の衝突を描きながらも、リアルな悲惨さを感じさせず、何となくファンタジーを感じさせた。これで良かったのかどうか分からないが。 [review] (CRIMSON) | [投票(1)] |
★4 | 「世の中が悪い」で正解でしょ。まずは銃規制から。 (ユウジ) | [投票] |
★4 | 根っこにあるものはそう簡単に変えられない。生々しく描かれた人種差別と銃社会に圧巻。息をつく暇もなく、見終わった後に登場人物の誰かを責めることもできない。この微妙な「きまずい」感じを残す余韻は映画として大成功でしょう。 (あちこ) | [投票(2)] |
★3 | すまんが、ダメだ…。僕の意見は→ [review] (不眠狂四郎) | [投票(1)] |
★3 | 天使の話の「おお、伏線を仕込んでおるな」感でゆったりと構えるのだったが、いざ伏線が爆発すると、サンドラの妨害にも負けず、身体が勝手にペーニャの大げさなわななき顔にうっとりしてしまって、口惜しい。あと、テレンス・ハワード=俺な。 (disjunctive) | [投票] |
★3 | こんな国には暮らせない… [review] (狸の尻尾) | [投票] |
★4 | この映画に救いはあるのだろうか? [review] (chokobo) | [投票] |
★2 | 登場人物達の「改心」をより劇的に見せるために各人物の人間的不完全さ(差別意識)を過剰表現しているような気がしてならなかった。話の一つ一つが出来過ぎていて不自然。P・T・アンダーソン監督の方が向いている素材のような気が。2.8点 (のの’) | [投票] |
★3 | 群像劇における演出と構成 [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(1)] |