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[コメント] 天国と地獄(1963/日)
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★4長い映画は苦手だけど、テンポがよく、長いとは全く思わなかった。ただ最後が「だから何だ?」という感じで(色んな思いが込められているんだろうけど)、私は消化不良。役者さんの動きが舞台劇を見ているようだった。 (WINTREE)[投票(1)]
★4「あっ」と叫んでみたり「ああ〜」と納得してみたり。話にぐいぐい引き込まれていく。2002.9.3 (鵜 白 舞)[投票(2)]
★4’60年代の横浜にあのような麻薬窟が存在したことの驚き。黒澤は時にこの世の地獄を描いてひどく上手い。だが、勝者と同じように誇り高い敗者も何も語ることはなく、犯人が目に焼き付けてきた地獄の大半は謎のままだ。 [review] (水那岐)[投票(14)]
★4山崎努は電話越しの声だけで怪しさ満点。そしてあのサングラス。そこらのホラー映画なんかよりよっぽど怖い。 (マッツァ)[投票(1)]
★5「タイトル」によって高低の概念を築きあげ、「中身」でそれをぶち壊す。この映画の「構造の面白さ」に言及(02/08/30)→ [review] (秦野さくら)[投票(18)]
★4黒澤映画で大好きなのは、無駄な前置きが全くないところです。今作も然り。いきなりの幹部会シーンでのっけから引き摺り込まれました。無遠慮な力技だけど気持ちいいです。 [review] (Myurakz)[投票(7)]
★5黒澤明のすごいところは、物語にも俳優にもカメラにも決して酔わないところである。電車の車窓から発見するシーンの二人称のカメラの駆使は、ただことではない。電車のスピード感を正しく描写してるのはこれだけ。加山雄三の「狙撃」と比べるもよし。 (きいす)[投票(4)]
★5いつの時代でも、金持ちと貧乏な人が存在する。そこには必ず軋轢が生じる。1億総中流化なんて言われて久しいが、そんなのウソッパチだって気づいてるはず。見えにくい社会を、黒澤のように切りとる表現者がいないことが、ちょっと淋しい。 (Linus)[投票(6)]
★4無駄がなく、計算された展開で映画の教科書。そしてとっても面白い。 捻った設定の割に人間ドラマが抑え気味で犯罪ドラマの邪魔をしない点も好み、だったけどつきまとう違和感、 [review] (新人王赤星)[投票(8)]
★5思わず「うわー!」と叫んでしまった。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(18)]
★5追いつめられる男達の映画。権藤は権力争いと倫理観に、運転手・青木は主従関係と恩義に、戸倉警部は正義感と権藤の立場に、犯人は大きな傷と世論に・・・切迫感の波紋と伝染。 (ぽんしゅう)[投票(11)]
★4時代劇でも現代劇でも同じテンションの三船敏郎に比べ、『椿三十郎』の時とは別人の如き伊藤雄之助の、憎らしいまでの演技力。 (ふかひれ)[投票]
★4殆どBGM無音の緊張感。役者の本物の演技。あまりに印象的な鉄橋と土手、河原・・今でも目に焼き付いている。突然「終」の字が出てきてビックリ! スワロウテイルのアヘン街も黄金町を参考に? (MUCUN)[投票(4)]
★5「あいにくと花を買いに行くようなツラは・・・」この一発ギャグ、効いてたね。 (luckyme)[投票(4)]
★5「予測不可能の面白さ」、最高到達高度記録保持作品! [review] (ペンクロフ)[投票(14)]
★5サスペンス映画として満点以上の面白さ。前半の静、後半の動の構成を持つ実験性 はいかにも黒澤らしい。脂の乗り切った時期の天才の仕事とはこれ。黒自動車に乱反射するネオンにさえ気迫が! [review] (いくけん)[投票(23)]
★4・・・・ブリキは燃えねぇっつってんだよ!!! 気持ちよさそう。 (黒犬)[投票]
★5生まれて初めて「映画を観よう」と意識して観た作品がこの作品でした。現金を投げた時の三船、仲代の顔が演技に見えず今でも脳裏に焼き付いています。そして、現在も映画ファンです。 (タモリ)[投票(1)]
★3高度成長で背伸びして足の裏がつった企業戦士たちと、ごちゃごちゃと歩き回ってかかとをすり減らす刑事たちの対比は→ [review] (はしぼそがらす)[投票(3)]
★5凄い脚本!外国小説を日本警察ドラマとして違和感なくまとめてる。凄い映像!仲代が乗った自動車に映る光の動きが神秘的。 「権藤さんっ!」予測不可能な変化球投手山崎努と、ストレート一本槍の直情型三船敏郎の対比が最高。 (AONI)[投票(2)]
★3確かにかなりおもしろいけど。ツメの甘い点が多いような気がする。誘拐ってそんなものかな、警察ってそんなものかな、被害者って、犯罪者ってそんなものかな、といろいろ。描写の丁寧さがアラを露呈させていて惜しい。 (mal)[投票(1)]
★4すごい緊張感!!黒澤監督を凄いと思った一番の映画。 (kaki)[投票]
★5人間の表面上の違い、狂気までをスクリーンに描く。黒澤の計算以上のものを表出した。 (セント)[投票(1)]
★5極上のエンターテインメント。サスペンスの基準をこの作品にしたら他のどの作品も霞むに違いない。面白い。そして凄い。是非予備知識なしで観ることをお勧めします。本作を批評しないのはそのためです。 (tkcrows)[投票(5)]
★5どう考えても尻切れトンボ。いや、違う。我々は、切り離した尻尾をシャッターの向こうに追いやり、その切断面をただ見つめることしかできなかったトカゲなのだ。 (kiona)[投票(6)]
★3犯人と刑事との2部構成は緊迫感があって、サスペンス映画としては成功している。うん、うん、いい感じだ。しかし!! 「あっ、く、くろさわっ! またかっ!」(グワッ←映画館の座席から思わず立ち上がる音) [review] (若尾好き)[投票(4)]
★4緊迫感に満ち映画を観る醍醐味に溢れた、サスペンスとアクション。前半の密室で繰り広げられるサスペンスと後半のアクションの対比が素晴らしい。日本映画でもこれだけの作品を作ることが出来るんですね。これを初めて観た当時は眼から鱗が落ちたような衝撃を感じた。劇場で観たい! (モモ★ラッチ)[投票(4)]
★4カーテンを開けたあと、慌てて閉める三船敏郎がなんかかわいい (よこわまぐろ)[投票]
★5三船敏郎から仲代達矢に交代する前後編映画。今見ても古臭さを感じさせない世界の黒澤明 (ウッド)[投票(1)]
★4前半シーンの緊張感だけに百万点くらいあげていい。その後はいらない。前半の流れが生きてない。主題は面白いが、だからどうしたって感じではある。 ()[投票(8)]
★4内容の面白さもさることながら、作り手や役者の熱意がガンガン伝わってきて、日本の高度成長時代のパワフルな雰囲気を感じる事が出来た。 (地球発)[投票]
★5もう最高!特に藤原鎌足と沢村いき雄の演技が目に焼き付いている・・・ でも、映画をちゃんと見てないとどこに出てくるかわからない・・・ 演技にも見えないし・・・ (kame001)[投票(1)]
★3意外な犯人の登場を期待していたが、意外過ぎた・・というか分るんだけど、もうちょっとひねりが欲しかったんです。僕は。 (Curryrice)[投票]
★5傑作揃いの黒澤作品の中でも、一番底力を感じた作品。 (ADRENALINE of Adrenaline Queen)[投票(2)]
★4娯楽映画と社会派映画の接点というものが、この時代にはあったのだと痛感。ああ、これが黒澤ヒューマニズムかと体感。 [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(1)]
★4これ程鮮やかな煙は観た事がない。 (クワドラAS)[投票]
★4話の流れ、緊迫感・・・あっという間に観終わった。この映画にはいろんなものが詰まっている。 (コマネチ)[投票]
★5好きな黒澤映画ベスト1はこれかもしれない。こんな凄い映画、二度と作れないのでは?和製サスペンス映画の大傑作。前半の室内劇での緊張感が特急こだまの中で頂点に達する。あのシーンは異常なほど大興奮した。後半の追跡劇も負けていない。この緊張感と興奮と面白さは「本物」だと思う。 (Ryu-Zen)[投票(2)]
★5昔の俳優さんはカッコイイ!そしてなんと無駄のないストーリー最後までくぎずけだった。あの時代だからこそイイ味が出ているのだろうと思う。最高!! (レネエ)[投票(1)]
★4室内から屋外へ、静から動へ、緩急自在の演出。黒沢監督らしい映画はこれが最後。しかし・・・ [review] (ジョー・チップ)[投票(4)]
★4犯人の身代金の受け渡し方法(7センチの鞄2つにそれぞれお金をつめろ)の謎、 [review] (なつめ)[投票]
★4是非とも舞台で見たい一品 (マツーラ)[投票(1)]
★3資本主義の影を描こうという趣旨は分かるが、今見ると甘っちょろすぎ。三船演ずる主人公が人格者のまま終わるし。演技・撮影は眉唾モンなだけに詰めの甘さが致命的。 (もしもし)[投票(2)]
★4仲代達矢、私の中で13人目の怒れる男に任命!!!!!! (ケンスク)[投票]
★5最初から凄い緊迫感で、最後まで目が離せなかった。無駄なシーンはほとんどないと思うし、セリフ回しも面白かった。これだけ密度の濃い作品に巡り会えて幸運だ。 (水牛太郎)[投票(2)]
★4会社の先輩に勧められてみました。勧めてくれたことを心から感謝した映画です。なんだ、このスリルとスピード感は! (いまち)[投票]
★3スリルは感じるが、ストーリー・オーバーアクションな演技がイマイチ… (トラブルドキッズ)[投票]
★4黒澤明の現代劇で一番よくできていると思いますが、必ずしも一番好き、というわけではありません。 (熱田海之)[投票(1)]
★4俳優陣の芝居合戦が素晴らしい。三船が仲代が山崎が苦悩し、吼える。彼等の「目」を見ろ!私は忘れない。 (sawa:38)[投票(6)]
★5黒沢作品の中で一番好き。題名の意味を私には「富めるもの(天国)と貧しきもの(地獄)」と解釈した。資本主義社会が抱える永遠の問題だが、だからといってそこにいる彼らを精神的肉体的に傷つけても、そこに行くことは出来ない。 (takud-osaka)[投票(2)]