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[コメント] 群盗荒野を裂く(1967/伊)
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★3良くいえば猛進、悪くいえば一本調子(なのだが緊張感は持続する)で展開される銃撃と強奪の末に、文盲の荒くれ者チュンチョ(ジャン・マリア・ヴォロンテ)が最後に見せる理想社会を希求する信念が泣かせる。思想なき拝金合理主義に対する強烈なカウンター。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5この荒削りな映画はどうだ!好きな人だけ見てくれと言わんばかりの撮影、演出、ストーリー展開。この主人公チュンチョがどういう人間なのかというのがよく分からなかったが、ラストで腑に落ちた-こういう考え方をする人間なんだと。いい作品じゃないか! (KEI)[投票(1)]
★4ジャン・マリア・ヴォロンテルー・カステルの関係がこの種の映画にしては珍しいほど複雑。中盤だれるのが惜しい。 (赤い戦車)[投票]
★3ダミアーニの横移動にはゴダールの匂いがする。『気狂いピエロ』の2年後という製作年を考えると強ち穿った見方でないかもしれない。男としての矜持を貫いたとも言えるラストの居心地の悪さも又通り一遍ではない。ただ、大半はグダグダなのだ。 (けにろん)[投票]
★5憎しみとヒューマニズム、そしてハードボイルドが混在一体となった、骨太で濃密な物語がガツンと来る。「マカロニウエスタン」云々よりも、一本の映画として傑作だと思う。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
★4メキシコ革命が舞台と云えばコルブッチもレオーネも作っているけれど、それらに拮抗する傑作だ。本作には端整な佇まいというか名作然とした趣きがある。例えばボロンテの複雑な人間像。ラストは名セリフだがそこへ至る過程は一筋縄ではいかないものだ。ボロンテの弟を演じるクラウス・キンスキーだけ一人猥雑な狂気を体現し突出する。 (ゑぎ)[投票]
★4吾輩の記憶の中ではマカロニ上位10本に入る作品。夏のTV放送は見逃したが半年もたたず再放送された(2005年12月)ので再見できた。カルラ・グラヴィーナは一応ちゃんとした役なのにクレジットされてないのも確認したが何故なんだろう。 ()[投票(1)]
★4革命だか盗賊だかパーティーの描写があやふやで中盤までだらけた印象はあった。しかし最後までみると物語の筋が一本通っているのが分かる。銃撃戦・脚本ともに歯切れが良かった。カウボーイも早撃ちもない、ウェスタン範疇外のメキシカン男の生き様。 [review] (氷野晴郎)[投票]
★3ラストで炸裂するチュンチョの純情が心を打ちます。 (黒魔羅)[投票(1)]