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[コメント] リンダ リンダ リンダ(2005/日)
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★4青春の最大瞬間風速がゼロ年代の景物の中に呈示されるノスタルジーの混線。どこにもないこの世界の異様な文化的集積度が筋を郷愁の呪いから解放する。序盤で軽音部の部室として具現したそれは、前座の喜劇のような歌唱力へと飛躍し体育館を異空間とする。 [review] (disjunctive)[投票(3)]
★3アメリカン・グラフィティ』ならぬ”ジャパニーズ・JK・グラフィティ”。未だ世間の荒波に晒されていない、女子高校生たちの生態(要はダラダラとした日常)が紛うことなくフィルムに焼き付けられている。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★5体育館におけるぺ・ドゥナの、背景なしの一人芝居の美しさは無類。成瀬の遺作の構想を想わせる。続く扉の中を明かりで切り取った部室の演奏はミゾグチを更新。堂々の傑作邦画。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★5いったい人はいつ純粋さを失って、利害や損得で物事を考えるようになってしまうのだろう。あの時間が永遠に続けばいいのに。 (ドド)[投票]
★5ビューティフル・ドリーマー』と双璧を成す文化祭ムービーの傑作。 (立秋)[投票]
★4「意味なんてないよ」。さりとて「無為の日々」ではない。でも「青春」が共同幻想だということも知っていて、その暗黙の了解が最強に生きる「学園祭」という場で共闘を無理矢理成立させるヒネくれぶり。それでも即席高校生ガールズバンドのブルーハーツで突破されたいと思ったのは何より監督本人だろう。本当はこんな言説で凝り固まった頭を「うるせえよ!この能書ネクラ野郎!」とひっぱたいて欲しいんだと思う。 [review] (DSCH)[投票(3)]
★4等身大の女子高生。ストーリーはありふれたものながら、ブルーハーツの曲の起用とキャがはっきりしたキャスティングの良さで強い印象が残った。 (KEI)[投票]
★5老若男女、どこに生まれていても、何をしていても、この映画を観た“かつての高校生たち”の脳裏と胸の内には、自分たちも確かに体験した永遠に続くとも思われたあの生温い時間、そう“青春時代”が生々しくも現出するだろう。 [review] (田邉 晴彦)[投票(1)]
★4ブルーハーツは歌謡曲だ。その事実をあからさまに描いてしまったロックな作品。 [review] (パグのしっぽ)[投票(5)]
★4青春でした。対人関係・恋愛など色々な悩みの中、友達と自分で一つのものに打ち込む女子高生。一見ドキュメントたっちで、あまりセリフが多くないが、その空気感がとても独特だった。ベースだけ本職だし♪ (すぱいだー)[投票]
★2いかにも気だるそうな演出が気に食わない。 数年前まで高校生だった身としてはゴーマンな知ったかぶりを聞かされた気分。 あと香椎由宇のコーラスはいくらなんでも邪悪すぎると思う。 (アブサン)[投票]
★3文化祭って、本番に至るまでの過程が貴重なのよね。そんな感覚を思い出させてくれる。でも、留学生に一人で出し物をさせるこの学校はヒドい。 (NAO)[投票]
★3ペ・ドゥナのカラオケ屋での発言は正等だな。ドリンク高いのよ。64/100 (たろ)[投票]
★2ブルーハーツファンと、とにかくなにがなんでも女子高生が見たい、という方なら別に止めはしませんが。 [review] (ホッチkiss)[投票(1)]
★3時間が過ぎ去っていくということを現在形で感じるということ=青春。「そして誰もいなくなった」。 [review] ()[投票(3)]
★4被写体を突き放すのでもなく、見守るのでもなく、そのリアルな生態を覗いているようなロング・ショット。ライヴ本番までの苦闘を、正攻法の「汗と涙」で描くのではなく、少女たちが見せる疲労感で間接的に表現する、その距離感と低温さが山下監督的。 [review] (煽尼采)[投票(3)]
★3日常的であればあるほど「映画にする必要があるのか?」という疑問が頭をよぎる。あと良いとこもあるんだけど見てて疲れる。 (takasi)[投票]
★3スケッチを積み重ねていく描写にどうにもドラマを感じる事が出来ない。脚本は結構ドラマとうねりが設計されているのだが…。ぬぼーっとしつつも、押さえるところは押さえるペ・ドゥナの演技だけが光っていた。 (すやすや)[投票(1)]
★2ブル−ハ−ツのファンはこの映画を観てどう思うだろうか。私はかなりかったるかった。 (ルクレ)[投票]
★4ブルーハーツがこれほど今の若者に受け入れられているとは知らなんだ (TOMIMORI)[投票]
★2「キチガイ扱いされない日々」からは、「ブルーハーツが聴こえない」。 2008年3月14日DVD鑑賞 [review] (ねこすけ)[投票(2)]
★3夜中まで頑張ってみんなで団結して一つのもの作って文化祭当日は感無量で号泣!みたいなクラスメイトにどうも馴染めず遠くから眺めていた私としては・・・ [review] (づん)[投票]
★3涼宮ハルヒのアレとでは、どちらが先なの? (二液混合)[投票]
★5映画で起きたことについて書こうとすると、それがたとえ些細な出来事についてであってもネタバレになってしまいそうな映画。 [review] (イスマエル)[投票(4)]
★5完全に嫉妬ですね。 [review] (K-Flex)[投票(2)]
★4ソンさんの「リンダリンダー!」大好き。ちょびっと涙出てたかも。 [review] (らーふる当番)[投票(1)]
★3女性同士の戦いというか、そういうエピソードがリアルだということだ。 [review] (chokobo)[投票]
★5まっすぐ前を見て、大きな声で歌う。それがブルーハーツの心。 [review] (林田乃丞)[投票(8)]
★34人のキャラクター設定は悪くない。ただ、思いのほか演奏がうまいのがアンバランスなのと、高校生、学祭、女子バン、ブルーハーツという爽やか基本要素以外に強いものが感じられなかった。 (irodori)[投票]
★2終盤のバンド演奏はうまい方だが、あまりまともに練習してるようなシーンもない割に、上達速度が早いのは、バランスが悪すぎる気がする。 [review] (わっこ)[投票]
★2ブルハはやっぱいいな。 (酔いどれ)[投票]
★31970年代から80年代前半生まれの人にはビビっと来るんじゃないかな? ちょっと私は先に生まれすぎました。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
★3全体的にぼんやりしている印象はあるが、それは「青春」というのはこんなもんだろう。と片付けてもいいが。 [review] (kajun)[投票(1)]
★2これはドキュメンタリーを狙っているのか?な?? それにしては監督の腕が悪すぎる。それとも編集の腕かな?何に焦点を合わせた物語なのか最後までワカラナカッタ。 [review] (ボイス母)[投票(4)]
★4別にライブが見せ場ではない。特別な日を前にしたある意味平凡な日常、それこそが最大の見せ場。後半の変な展開がなければもっとよかったのに。劇中もブルーハーツを前面に出してなくてよかった。ただ、最後の終わり方はファンにはたまらない!! (はいろうず)[投票(2)]
★5「高校の文化祭」「ブルーハーツ」これで青春映画作られたらもうたまりませんよ。私の世代は。 (TM(H19.1加入))[投票(1)]
★4私は高校の頃、漠然と「いま何かをしなければいけない」というか「何かしておかなければいけない」と妙に焦ったりしつつも、日々ずるずる暮らすことも楽しんでいたように思う。文化祭を軸とした彼女達の数日にそれを見た。 [review] (おーい粗茶)[投票(2)]
★5ブルハも知らないし、高校時代を「遠い青春」って言える歳ではまだないけど、彼女達の「青春」ってよくわかる。感慨深くなるほど遠くはないけど、もう味わえない。 [review] (きわ)[投票(5)]
★4懐かしい気分にさせてくれる映画。くすぐったい感じがたまらない。 (桜桃)[投票]
★5「結果」より「過程」、「形」より「時間」を愛おしむ、大変「若い」映画。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(11)]
★5ゆるさも、ぬくさも、すべてにおいていい塩梅。人生、高校を卒業してからの方が長くなっちゃった僕ですが、最高にハッピーになれました。 (TM)[投票]
★3臭いの無い青春映画。ちなみに、俺はカラオケでブルーハーツを歌う時は、「リンダリンダ」、「トレイントレイン」じゃなく、「人にやさしく」だ。061023 [review] (しど)[投票(1)]
★1ブルーハーツが聴こえない。(06・8・08) [review] (山本美容室)[投票(4)]
★3やりたいこと、やらせたいことは判るのだが肩入れできない。たぶんブルーハーツであることにどうしても「意味」が読みとれるからで、たとえば「徹子の部屋」の着信音には意味がなく、それ故に美しかったじゃないかと思う。 (ペンクロフ)[投票(1)]
★2何よりもシネスケでの高評価に驚いた。「抑制の効いた演出」と言えば聞こえは良いが、メリハリのない間延びした演出であり、『リアリズムの宿』で魅せた「絶妙の間」とは異質のものではなかろうか? (sawa:38)[投票(3)]
★4リアルな高校生たちがしっかりと箇所にちりばめられて、会話のテンポもよく、音楽は大好きなブルーハーツ!! ガールズバンドには抵抗があったのに、いつのまにかミュージックに体を揺らしていたし。。笑っていたし。。 (あちこ)[投票]
★1“クールビューティー”という言葉は香椎由宇の為にある言葉だと思うな。 [review] (TO−Y)[投票(1)]
★4ペ・ドゥナ!一番ブスだと思った彼女が一番可愛く見える。これが演出というものだ。彼女が体育館で一人、メンバー紹介をするシーンの圧倒的な存在感。そしてラストの演奏前に4人が視線を交錯させる、この視線の演出は『ワイルド・バンチ』じゃないか。過度に抑制を効かせる演出に好悪はあっても、立派に映画の時間が定着している。 (ゑぎ)[投票(4)]
★5くたびれて眠っちゃったね燃えかすが軽音楽部の部室にあった [review] (まー)[投票]
★4たぶん、たかだか一週間の出来事。その割には楽器巧くなりすぎ。しかし、それを差っ引いても内容はしっかり濃い。ガンガン心に響く歌詞の説得力が作品の芯に浸透している。終盤のLiveの運びが(集客の理由も含め)実に巧い。現代の高校生がブルーハーツを古典ではなく、「今」として捉えているのも嬉しい。 (tkcrows)[投票(1)]