★4 | 面の皮の厚さが善を容赦なく施す様を喜劇の間を用いて叙述している。事件発覚の間の悪いタイミングにしてもそうである。この着想は後半のリーガルサスペンスをどう受容すればよいか受け手に混乱をもたらしかねない。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★4 | あれっ、これで終わり?というラストだったが、このテーマでここまで詳細に描いていれば、これ以上は望めないか、とも思う。イメルダ・スタウントンの名演もさることながらマイク・リーの語り口の上手さが光る。、 (KEI) | [投票] |
★3 | チョコレートを取る/取らないによって「態度を表明する」シーンは素晴らしい。もしあの場にいたとしたら、僕はどうしただろうか。 [review] (Lostie) | [投票] |
★3 | ヴェラと家族の人柄が十分伝わってくるからこそ、ラストは辛い。 [review] (ガチャピン) | [投票] |
★4 | (喩えとしては適切ではありませんが)「必殺仕事人」を思い出させるような・・・ [review] (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★4 | 「戸惑い」はよく分かる。けれど「葛藤」はないのか? (るぱぱ) | [投票(1)] |
★3 | 展開がやや典型的。 [review] (Madoka) | [投票] |
★3 | このラストからは「重苦しさ」しか感じ取れなかった。前評判とは反対の感想に、自分の見方がおかしいのか?とも思ったが、自分に正直にこの評価。[新文芸坐/SRD] (Yasu) | [投票] |
★4 | 〈女性〉を守る法律がなかった時代、「今、お茶を入れるわ」というヴェラがいた。法律が正しいとは限らない。素敵な人だ。 (あちこ) | [投票(1)] |
★3 | 結局それで何やねんと思ってしまった。スタウントンの演技は確かに凄いけどやや鼻につく。弟の妻の性格もありきたりだ。 (ドド) | [投票] |
★4 | 極力ニュートラルに徹しようとする、その信頼すべき視点。そこから生まれる悲劇は、(筋書きではなく)人間の存在そのものと、その関わり合いから生まれる悲劇以外のなにものでもない。 [review] (くたー) | [投票(2)] |
★4 | 純粋で善良な人が世間に打ちのめされていく様は、哀れを通り越してつらい。しかし後味は悪くなかった。2005.1.1 [review] (鵜 白 舞) | [投票(2)] |
★4 | 後半はヴェラの心にそのまま触れてしまったような圧倒的な迫力にさらされた。 [review] (なつめ) | [投票(2)] |
★5 | 白黒つけるぜヤングマン [review] (芋虫) | [投票(2)] |
★5 | 黄金の心を持つのはヴェラだけではない。 [review] (イライザー7) | [投票(2)] |
★4 | 義理の妹と長男が非難側に周るところに、作り手のしたたかさが感じられる。 (kenichi) | [投票] |
★4 | 泣くのは何時も女…的メッセージ臭とマイク・リー的「片隅」臭がこれ以上濃厚になるならキツいなと思う前半に対して後半は男達4人の赦しと慈愛の物語へと転調する。巧みな作劇。時代色創出の為の仰角使用のフレーミングが抑制と同時に品格を付与してる。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | この圧倒的な赦しを前にして、私は幾らかの戸惑いを感じた。未だ青臭い私はカタルシスを求めていたのである。私は私の狭量さに恥じ入った。 [review] (町田) | [投票(1)] |
★5 | もう完全に決まっている。映画的にどこをとっても完璧。コピーじゃないけど、ほんとパーフェクト。脱帽。マイク・リーの到達点。 [review] (セント) | [投票(2)] |