[コメント] テナント 恐怖を借りた男(1976/仏)
この映画めちゃくちゃこわいよ。異邦人の孤独感というか、様々な孤独が産みだす妄想が、映画化されていて、不思議な気品があります。
はじめてどこかの世界にふみこむとき、 ふとしたことで、まわりの人間が、普通でないように おもうことってないですか?
この映画では、周りの世界ではなくて、ほんとうは自分のうちに ばけものがある、という設定にみえますが、 簡単にそういいきれないほどいろんな局面で化け物がうまれている、 それは自他の区別を超えたところで生まれている、と 語られているように思いました。
映画館で「燃えよドラゴン」 をみるシーンは笑えます。
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