★4 | 霧の海上を漂う船のカットから始まる。サンフランシスコを舞台とし、町を牛耳るサルーン経営者−エドワード・G・ロビンソンとその情婦でルーレットのディーラーを任されるミリアム・ホプキンス、そこに砂金で一山当てた純朴な青年、ジョエル・マクリーが加わって三角関係が描かれる。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | 漫然として型通りのギャングもの。19世紀中盤のサンフランシスコが無法地帯なのはよく判った。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 来歴や背景を語らずに無理くり設定を押し通す。未開の桑港の波止場で彼女が留まる内実は文学的台詞と霧と泥濘の豊饒な環境描写で糊塗される。一方で片耳イヤリングの似合わぬロビンソンのダンディズムは過剰なブレナン節とブレンドされ芳香を放つ。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | サンフランシスコの霧を視覚効果的にも、ストーリーの重要な要素としても使う。うまい上に効率的だ。議論もそこそこに活動するホークス的登場人物の動きの無駄のなさには常々感心するが、さらに本作はキャスティングが絶妙だ。 [review] (ジェリー) | [投票(2)] |
★3 | 「ジャーナリストの方々はコレを見ろ!」と言いたい。ジャーナリズムが生まれた瞬間を描いた物語でもある。
[review] (TO−Y) | [投票(1)] |