[コメント] ミクロの決死圏(1966/米)
プロテウス号=潜水艇のデザインがシャープで格好良い。ミクロ化する過程も説得力があって面白かった。宇宙探検のような感覚で人間の体内を描いたところも良い。まさにインナースペース。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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アシモフが書いたノベライズの内容について触れています。
アシモフのノベライズでは、ラスト、プロテウス号を丸ごと取り込んだ白血球を上手く体外に誘導して、同じようにスライドに乗せ、復元する際、既に残骸と化したプロテウス号も隊員たちの後ろで徐々に復元して…という描写が追記されていました。
ノベライズを読んだ限りでは、科学的解釈が随所に補足されていて(例えば最初の注射器内の液体もいずれは元通りに復元するので、患者の体内に注射する量は出来るだけ最小限に済ませるとか、肺から空気を補充する際、ミクロ化してる自分たちに合わせて、縮小器で空気の分子もミクロ化するとか)、なかなか面白かったです。
アシモフの作品で、ミクロの決死圏2というのもあるので、いずれ読んでみたいです。
※最近知ったのですが、海底二万里のノーチラス号とプロテウス号はデザインした人が同じ人なんだそうです。
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