★3 | 十兵衛は序盤けっこうリアルに弱腰だし、実践経験無き剣が道場剣法と謗られるのも正論。そういう生煮え展開故に終盤の逆転にカタルシスは無い。闇夜の大友の8人斬りの非情。湖賊女頭目の懊悩とエロティシズム。見どころはあるがブツ切りに散在するだけ。 (けにろん) | [投票] |
★3 | 水上の闘いという特異なシチュエーションにしたのは面白かった。が全編大友柳太朗があの大きな顔を更に大きくして近衛十四郎を食っているのが彼のファンとしては面白くなく3点。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 近衛十四郎が十兵衛を演じる東映(当初ニュー東映)『柳生武芸帳』シリーズにあって一番の異端がこれだ。琵琶湖の湖族という異様な設定を示され度肝を抜かれるが、さらに大友柳太郎の悪役ぶりに驚いてしまう。これほど近衛十四郎が苦戦する作品は無いのではないかと思わせるラストの湖の決闘シーンは特筆に価する、凄まじい演出だ。 (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 柳生の剣は権力の剣、というのを実証するかのような、どんな手を使っても勝利にこだわるのが柳生流の真髄、と思わせる映画であった。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★3 | 徳川家と柳生一族の繁栄の中で、滅び行く運命の湖賊たちの姿を合せて描くストーリーが良く出来ている。大友柳太朗は基本的に悪役には向かない俳優だと思うのだが、今回は結構ハマっていた。 (AONI) | [投票] |