[コメント] 戦場よさらば(1932/米) - 更新順 (1/1) -
名作文学も筋だけ追えば通俗の典型例だが、それでも第一次大戦の厭戦映画としてひとつの極端であり、撮られただけでも立派なのかも知れない(含原作のネタバレ)。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
もうひとつやなあ。 (USIU) | [投票] | |
ゲイリー・クーパーが、顔も映らぬ端役女優の脚から主役ヘレン・ヘイズの脚へと性的な関心を軽やかに転じて、メロドラマ的至高の純愛の三昧境にいたる流れの退廃的前衛性に酔う。意味よりも形を重んじた1920年代という時代の残り香が妖艶にかぐわしい。 [review] (ジェリー) | [投票] | |
ヘレン・ヘイズが魅力的に見えない観客には何の価値もない映画。戦争を描きながらもそこには悲惨も迫力も存在しない。単なる甘ったるいラブロマンスに過ぎないこの作品が、文豪ヘミングウェイの名作に忠実であるワケもない。 (水那岐) | [投票] |