[コメント] デブの自動車屋(1919/米)
展開が二転三転して途中から訳が分からなくなるのは仕方ないにしても(笑)、最後の消火シーンへの展開が素晴らしい。デブ君とキートンの絶妙なコンビ芸…もっともっと観たい!しかし、肝心のフィルムが現存していないと無理な話か…。
こうして2人を観る限りでは、やはりアーバックルとキートンの違いは「華」にある。キートンはどちらかと言えば日向ぼっこしてるイメージ。対してアーバックルは芸能界を謳歌し、パーティに繰り出す陽気な青年のイメージ。運命とは悲しいもので、アーバックルはその後、美人女優殺害の容疑がかけられスクリーンから姿を消す。事実、パーティでの出来事だった。その後、大酒飲みとなった彼は体調を崩し、33年に46歳の若さで病死している。キートンはチャップリンやロイドと共に20年代のサイレント喜劇を盛り上げ、MGMに入社してからは不遇の映画人生をすごすことになる。何がそうさせたのか、キートンは66年に肺癌により死亡。71歳という年齢、比較的長生きをしたのである。
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