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[コメント] モンテ・ウォルシュ(1970/米)
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★3砂煙を立ち上げながら岩場を駆け抜ける馬群の美しさ。不気味な雷雨のなか現れる黄色いレインコートの訪問者。ウィリアム・A・フレイカーこだわりの映像が覚醒を生み、ひとつひとつの小さなエピソードの積み重ねに、時代に置き去りにされた男の哀愁滲む。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3語り口がもう一つ。どのエピソードもあっさり描いていて物足りない。J・パランスの笑顔がいい。「大丈夫よ」と言った娼婦が哀しい。雨の中の出来事、鉄条網の仕事、彼女の去った小屋に吹くすきま風、荒馬の調教―良いシーンも多く、捨て難い作品ではある。 (KEI)[投票]
★3カウボーイの暮らしぶりがよく分かる一作。70年代の西部劇らしく哀愁が漂う。 (パピヨン)[投票]
★4傑作。夜の街中で暴れ馬の芦毛を馴らすシーン!こゝだけでもこの映画を最大級に擁護したくなる。全体に大人しい静かな西部劇だが、豊かな時間の演出と過剰に見せる演出、或いは簡潔なアクションとのメリハリも効いた最上級の西部劇だ。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3撮影者としてのほうが知られているであろうフレイカーの監督作。この七○年代はじめの西部劇はタイトルバックからしてまさに七○年代の青春映画のように撮られている。それも西部開拓時代の終わりと青春の終わりを重ね合わせて。 [review] (3819695)[投票]
★3職替えする者、強盗に身堕ちする者。馬と拳銃の腕で荒野を生きてきた男達の分岐点。 「俺はまだ終わっていない♪いい時が必ずやって来る♪」と歌う主題歌が切ない。 (AONI)[投票]