★3 | 高橋英樹は緒方拳の生き様の観察者でしかない。高橋が観察対象になったとしても内実は藤岡重慶ショーであったりする。殺戮マラソンなどその最たるもので、それをやっておきながら博愛を訴えるのは三隈らしいヒューモアである。 (disjunctive) | [投票] |
★3 | 大味の長尺ながらテンポ良く見せ場がもうけられ、三隅のチャンバラ演出も元気一杯で飽きさせない。時代に流されるままの寅之助(高橋英樹)と半次郎(緒形拳)の弾けぶりが心地よく呼応して映画を牽引する。西郷輝彦と近藤正臣のキャラがかぶる。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 幕末熱血青春剣豪大河時代劇、というにふさわしい盛りだくさんの内容を、杉高橋英樹の葛藤と成長を軸に2時間40分の映画にまとめ上げて、十分楽しめるものに仕上げた三隅研次監督の力量にはびっくり。さすがは「巨匠」! [review] (シーチキン) | [投票] |
★5 | 高橋英樹と近藤正臣の、真剣を使ってるのか、と錯覚してしまうほどの殺陣は必見!!。傑作娯楽時代劇ここにあり。 池波ファンの方見逃すと後悔します。原作を読んでから見た方が楽しめます。 [review] (ガンジー) | [投票] |
★3 | 激動の時代を駆け抜けた4匹の狼たち。 幕末から西南戦争までの長い時の流れを描くため、大河ドラマ総集編のような冗漫な印象は否めない。しかしながら、観る者を圧倒する凄まじいアクション描写は、TV時代劇等ではお目にかかれない代物だ。 [review] (AONI) | [投票(2)] |