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[コメント] 神経衰弱ぎりぎりの女たち(1988/スペイン)
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★3艶笑を誘う軽喜劇。この軽みはある種のオペレッタを思わせる。スタイル抜群の女主人公のコツコツという靴音がベースのリズムになって、脇役たちとのもつれあい絡み合いがより複雑になっていくプロセスが面白い。説話の脱線のさせ方も都会的だ。 (ジェリー)[投票(1)]
★3地中海的彩色と地中海的骨格が氾濫したアメリカンソープオペラなシチュエーションコメディ。神経衰弱という日本語感とは余りにかけ離れた逞しい女達により演じられる喧噪は彼女達が思う程の切実味を訴求しないので全く関心が持てない。ある意味完璧に女性的。 (けにろん)[投票]
★4ギャアギャアわめき散らしながら惚れた男(フェルナンド・ギーエン)を探して求めて突進するぺパ(カルメン・マウラ)の推進力が映画そのものの心地よい勢いとなる。フリエタ・セラーノら、周りの女たちの「欲」に対する執着のすっ飛び具合も好い。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5性同一性障害かと思われるほどに、アルモドバルは理想化された女を女目線で撮るのが巧い。怪物の様な女達を動かすために物語は悲劇にも喜劇にもなる。その境界線上に仕掛けられた地雷の上をスキップするこの監督、やはり只者ではない。 (水那岐)[投票]
★4極限の苦しみや悲しみを歌うのが普通のフラメンコの歌詞だとすると、ポップスや映画で描かれる世界は、スペインのひとびとの日常感覚に近いのかも。この映画の荒唐無稽にさえ思える不幸やトラブルの連続も、だって人生なんてそんなもんじゃない。という気分が下地ある気がする。軋轢にタフな快楽主義者たち。うらやましー! (エピキュリアン)[投票]
★4モアイ鼻が忘れられません (マツーラ)[投票]
★4こういうのを「才気煥発、火がぼーぼー」と言うのだろう。(そんな言葉はない) [review] (G31)[投票(1)]
★5男性が観ても女性が観ても共感できる映画。こういう雰囲気のある映画好きです。 (ショスタコビッチ)[投票(1)]
★5見終わった後に爽快感が味わえる。アルモドバルはとってもフェミニスト。 (KADAGIO)[投票(1)]
★4ユニクロ的映画革命。 (muffler&silencer[消音装置])[投票]
★3作りや音楽が火サスみたいだった。 (tomomi)[投票]
★4確かこの映画で初めて「ガスパチョ」なるものを知ったんだよな。 (tredair)[投票]
★5見事なスラップスティックなのに、色がある。 (カフカのすあま)[投票(1)]
★3タイトルほど切羽詰まってないようで。カラフルでアルモドバルらしい。ラストがすごくいいね。 (ミイ)[投票]