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[コメント] 牡丹燈籠(1968/日)
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★4日本人なら誰でも知っている有名な幽霊譚だが(ちょっと云い過ぎ)、これぞ「愛の亡霊」だ。邦画の怪談モノとしては屈指の出来栄えだろう。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4亡霊がなぜか憎めない哀しい怪談(くわぃだん)。もう誰がなんと言おうとこの作品は「ホラー」ではない「怪談」なのだ。こんな綺麗なお姉さんになら・・・、なんて当時小学生のガキが思えたんだから、この艶っぽさは相当のもの。海外で本当にリメイクして欲しいのは、こういう素晴らしい物語だ。 (tkcrows)[投票(2)]
★4このバカテクは大映京都妖怪シリーズ(『妖怪大戦争』とか)スタッフの成果品。クレーンでの人物浮遊と別方向にキャメラが曲線移動し混然となる瞬間の快楽たるやすさまじい。赤座美代子いいなあ。幽霊でもいい。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4ストーリー的には古典な感じだし、山本薩夫の手堅い演出で安心して見れる。って、改めて調べてみたら脚本は依田義賢、製作は永田雅一。一流ですな。しかし、一番の見所は、怨霊を利用しようとするろくでなしの夫婦を演じる西村晃小川真由美。もうサイコー!!['05.12.31VIDEO] [review] (直人)[投票(1)]
★3怖いモノ ダメなfufuなのですが、つい魔が差したとでも言うのでしょうか観てしまいましたっ! ホント怖かった。真っ向から正当派な怪談話でありました。奇をてらった部分も少ないかと思いますし、ストーリーもしっかりとして、矛盾点もなし。(根本が違うという話もありますが)それと、なかなかの豪華出演者と思いませんか?ひょっとしてら、"元祖"ワイヤーアクションかもーー(笑) (fufu)[投票(1)]
★3夜の闇に鳴り響く、カランコロンという駒下駄の音。 歩くでもない物の怪の動き方、映像の美しさともに一級品。 「本物の亡者」よりも「金の亡者」の方を醜く描くところに山本薩夫の主張を感じる。 (AONI)[投票(1)]
★4ここに登場する女たちは峰はじめ、露、米、菊にしてもその境遇においてしっかり主張を持ち、生き(?)ている。一方男たちは、狭量でフラフラしている。いつの世も世の中を動かしているのは、女のようだ。 (KEI)[投票]
★4山本薩夫の左翼思想が鬱陶しいものの、そんな監督の思惑とは関係なしに、牧浦地志の間接照明によるドキュメンタリー・タッチの撮影が傑作。これまでの怪奇映画とはまた違う、薄暗くて生々しいルックスを獲得しえている。それにこの幽霊表現は黒沢清も影響を受けているだろう。 (赤い戦車)[投票]
★2赤座美代子さんの幸薄い感じは好きだし、本郷功次郎の執着心も情感よく表現されていたと思うが、怖くないんだちっとも。申し訳ないけど。 (G31)[投票]
★4赤座美代子の幽霊の造形が素晴らしく、美しさと禍々しさの配分や変化が絶妙。 [review] (t3b)[投票]
★3水平移動しているのにカラーン♪コローン♪とか変だが、西村晃&小川真由美夫婦が前面に出すぎ?と思えるほど面白すぎる。縦書き横スクロールの巻物みたいなエンディングが新鮮。 (TOMIMORI)[投票]
★5怖かった。特に宙に浮きながら二人で迫ってくる幽霊さん達は、その晩おねしょ(死語だな…)しそうな恐怖を私に与えてくれました。武蔵小山商店街というところの、今は無き大映系封切館で観ましたが、映画館自体も古くて暗くて怖かった! (カレルレン)[投票]