[コメント] 日の果て(1954/日) - 更新順 (1/1) -
いかにも山本らしい活劇志向が凶と出てとんでもなく散漫、原作の渋味はどこにも残っておらず、描くべきフィリピン人被害も付けたり程度。見所はニアミス感一杯の鶴田浩二と岡田英次の右左大物対決。 (寒山拾得) | [投票] | |
オポチュニストではなかった山本薩夫は、南洋に追い詰められた日本皇軍兵士達に行き場のないことを前提に置く。ゆえにひとつの小村は、生きて出られぬ密閉空間と化す。彼らに王道楽土など待ってはいない。永遠にして刹那の死こそがこの地を抜け出すためのパスポートだ。それを巡り繰り広げられる、これは流血のオペラだ。 (水那岐) | [投票] | |
広大なはずのジャングルで繰り広げられる濃厚な密室劇。7人もの男女を深く描き込めたが故に、その誰しもに感情移入して鑑賞する事が出来得る。そしてその「誰しも」という所がこの良く練られた脚本の妙でもある。 (sawa:38) | [投票(1)] | |
山本薩夫版『地獄の黙示録』!?病弱で優柔不断の鶴田浩二なんてメッタに見られません。クライマックスの四つ巴バトルは、まさにQ・タランティーノではあーりませんか! (AONI) | [投票] |