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[コメント] 新宿アウトロー ぶっ飛ばせ(1970/日)
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★5ニューシネマ時代の’30年代ギャング映画(『明日に向かって撃て』『俺たちに明日はない』他)で見られた人物造型が、現代の新宿に見事に置き換えられている。 [review] (町田)[投票(1)]
★4みなさんがきっちりまともな感想をコメントしているところ申し訳ない気もしますが、最近どんどん記憶力が低下していっているので単なる思い出話などをここにこっそり記させておいてもらおうと思います。 [review] (tredair)[投票(1)]
★4良作。スタッフキャストの代表作のひとつと数えていい。渡哲也と原田芳雄は『サンダーボルト』のイーストウッド/ブリッジズのような鷹揚さをもって描かれる。脚本ほどには切羽詰っていないのだ。それに引っ張られた脇の役者陣も余裕のムードを醸し出す。「ルパン三世」も真っ青の超おもしろいラストカットがその遊び心を象徴している。 (shiono)[投票(1)]
★4脱プチブル・アウトロー原田によって、サソリ(成田)と死神(渡)の旧体制的しがらみに打ち込まれたクサビは、死神を組織から引き剥がし、個人V.S組織の構図を構築するものの、所詮行く末も身の置き所も定まらぬ「個」は社会の表層を浮遊物として漂うという寓話。 (ぽんしゅう)[投票]
★3相変わらず藤田敏八らしい緩い雰囲気。ちょっとかったるい部分もあるが、緩さが良さでもある。本作は渡哲也が出所するシーンから始まる。刑務所の前、ジープで待つ原田芳雄。本作の原田、若くてとても可愛い。 [review] (ゑぎ)[投票]
★2出鱈目なギャングものなのに妙に深刻でユーモアは空振るし、清順っぽく照明いじっているが別に表層に愉しみもなく、相変わらず敏八映画は何がいいのか判らない。 [review] (寒山拾得)[投票]
★2起承転結の「起」が欠如した作品は何かの続編かと疑いたくなる。結果、人物の背景がまったく描かれない珍作となり、さらに藤田敏八の画面の中にいる渡哲也の居心地の悪さが、そのまま相性の悪さとして消化不良となっている。 (sawa:38)[投票]