マッツァさんのコメント: 投票数順
スローターハウス5(1972/米) | 「結合」を促すトラルファマドール星人の声がなんとも可笑しい。そんなに観たいか。 | [投票] | |
しとやかな獣(1962/日) | 新藤兼人ってこんな脚本も書けたのか・・・と驚いた。 | [投票] | |
鞍馬天狗 角兵衛獅子の巻(1938/日) | 端正で温和な顔立ちのアラカンが、顔をしかめて鞭を振るう沈痛さ。馬駆けるショットが連続で挿入されるスリル。 | [投票] | |
御誂治郎吉格子(1931/日) | 堂々演じられた次郎吉、悠然と立ち去る瞳に涙が浮かぶ。 | [投票] | |
武士道残酷物語(1963/日) | 途方もなく長いイントロ聴かされた気分。ハラキリまくる錦之助。 | [投票] | |
狂った果実(1956/日) | 後先省みず暴走できるのが若さか。そんな中で一人冷めた岡田真澄が物悲しい。津川も裕次郎もみんな青臭くて瑞々しい。 | [投票] | |
新幹線大爆破(1975/日) | 負け犬どもの最後っ屁。アホ(に描かれる)警察にむかつくこと必至。 | [投票] | |
網走番外地 荒野の対決(1966/日) | 今作は西部劇です。気風の良い連中は殆んど網走で繋がっているのが笑える。 | [投票] | |
森と湖のまつり(1958/日) | アイヌの人種問題に真っ向から挑んだガチンコ映画。お堅い中に僅かに香るロマンスとレジスタンス顔負けに馬で疾走する一太郎。己の力一つではどうにもならない民族の定めを拾い上げてカヌーは静かに消えていく。 | [投票] | |
ジャコ萬と鉄(1964/日) | 無言で斧を振り下ろすだけで通じ合える心と心・・・と、思っていたのは健さんだけだった。合掌。 | [投票] | |
狂走情死考(1969/日) | これは負け続け人生を歩む青年を描いた挫折映画。北国の閉塞感が逃亡生活の切なさと罪の意識をより一層煽る。でも、どうせ逃げるなら南国へ逃げろよ。 | [投票] | |
胎児が密猟する時(1966/日) | 胎児な大人山谷初男が逃げた女房の恨みを赤の他人に向けて憂さ晴らしする話。容貌の奇怪さが胎児を連想させてナイスキャスティング。SMシーンも真に迫ってて他の映画でもこれ位はやってくれないとな。見習って欲しいところだ。 | [投票] | |
ウィークエンド・シャッフル(1982/日) | これが筒井康隆以上に筒井康隆的世界なのか、ちょっと疑問に思うところもあるが一応は成功なのだろう。極度に馬鹿げててスプラスティクな後半は結構笑える。原作とは少し色が違うけど。 | [投票] | |
陸軍中野学校 密命(1967/日) | お国の為にやっているはずのことが実は一概にそうとも云えない理不尽さ。先輩と後輩の絆などなど見所は多いが、そんなことより野際陽子の色気にやられる。 | [投票] | |
陸軍中野学校 竜三号指令(1967/日) | 前作の私立探偵並みのスケールの小ささから一転して大幅スケールアップ。ラストの雷蔵は格好いいんだけど、よくよく考えると残酷だな。 | [投票] | |
陸軍中野学校 雲一号指令(1966/日) | 爆弾しょぼい・・・スパイじゃなくて探偵に近い・・・敵スパイとの手に汗握る駆け引きもないし・・・陰鬱な雰囲気で終わるのはこのシリーズの特徴なのか。前作はそれが活きてたけど。 | [投票] | |
仁義なき戦い 広島死闘編(1973/日) | 「アンタ、オメコの汁で飯食うとるんやないんの!?・・・所詮はウマイもん食うてマブイ女抱くために生きとるんじゃないんの!?」・・・千葉真一の言い放ったその言葉には男の真理がある。この一言で、迷う事なく5点決定。 | [投票] | |
幕末太陽傳(1957/日) | やるとこまでやってヤバくなったら逃げだしゃあイイんだ。そんな気になりゃなんでもできるんでえ。川島の逃避精神と堺のドラマーならではのリズム感が生み出すグルーヴ。裕次郎・小林旭ら日活スター俳優を押さえ込む堺の軽業師振りを観よ! | [投票] | |
薔薇の葬列(1969/日) | 映像のカット&ペースト。シネマ・ヴェリテ風のインタビュー。まるで悲劇であることを否定するかのような強引な手口での喜劇化。その全てが様になってる。そもそもが古典劇「エディプス」をオカマさんの話に変えるなんて良いセンスしてるよ。 | [投票] | |
日本侠客伝(1964/日) | 錦之助の影が悲しいほどに薄い。いてもいなくても同じような気がする。 | [投票] |